症状を見逃すな!! 肝臓のSOS

肝臓に関する基礎知識

肝臓の仕事 代謝

代謝というのは体内に取り入れられた食物などを体が使うことのできる物質に変換する作用のことです。具体的にいうと食事などによって穀物やお肉や魚や野菜などの栄養素が体内に取り入れられますが、それらの物質はそのままでは筋肉やエネルギーとして利用することは出来ません。

まずはじめに胃や腸で消化吸収されますが、それだけではまだ体を作る物質としては使うことができません。肝臓でそれらはさらに分解されて生命活動を支えるのに必要な単位である脂質や糖質やたんぱく質などのレベルにまで分解と合成という加工作業がされて始めて体で使うことが出来るようになります。そしてこれらの栄養素のうち糖質と脂質の一部は肝臓自体の活動のためにエネルギーとして使われますので貯蔵されることになります。

たんぱく質は肉や魚や大豆製品などから取り入れられます。摂取されたこれらの食品はまず胃の中で分解されてアミノ酸になります。そしてさらにこのアミノ酸が肝臓で分解と合成の処理が施されて筋肉や血液や細胞の素材であるたんぱく質として全身に供給されていくことになります。

糖質は主にご飯やパンや麺類などの炭水化物に含まれています。体内に取り入れられたこれらの食物は小腸で分解吸収されてブドウ糖に変換されます。その後やはり肝臓に運ばれてそこで処理されることによってさらに小さな単位の糖類に加工され、全身でエネルギーとして用いることが出来るようになります。

脂質は肉の油分やドレッシングなどの油分から取り入れられます。油は小腸で分解され脂肪酸やグリセリンやカイロミクロンなどの物質に変換されます。そしてやはり肝臓で処理されてコレステロールやリン脂質や中性脂肪などに加工されて全身のエネルギーの予備として蓄えられることになります。

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