症状を見逃すな!! 肝臓のSOS

肝臓に関する基礎知識

肝臓の働き 解毒

肝臓の重要な働きのひとつが解毒作用です。もしこの仕事が行われなかったのなら人間の体はすぐに有害な物質でいっぱいになり死んでしまうことでしょう。

では具体的に説明したいと思います。食事などによって体内に取り入れられた食品は胃や腸で分解されて体に吸収されていきますが、そのときには体に必要な栄養素だけではなくて体にとっては有害な物質も一緒に入ってきてしまいます。例えばアルコールや食品添加物などがそれに当たります。肝臓はこれらの物質を処理して体に無害な形に変えたり体外に排出しやすい形に変換するという貴重な仕事を行ってくれているのです。

例えばアルコールの場合を考えて見ましょう。アルコールは体内でまず最初に分解されると非常に毒性の強いアセトアルデヒドという物質になりますがこのまま放置するなら人体はかなりのダメージを受けてしまいます。それで肝臓は次にこの物質を酢酸という比較的毒性の弱い物質に変換して、エネルギーとして使うことができるようにしてしまいます。

それでもすべての材料が使い尽くされるわけではありませんので残ったいわば残物であるものがさらに分解されて水と二酸化炭素になって対外に放出されるという仕組みになっています。もし体にこの分解能力以上のアルコールが入ってきてしまうとこのアセトアルデヒドが残ってしまってそれが二日酔いの原因になるといわれています。

このように肝臓は体内に入ってきたものや体内で生成されてしまうアンモニアなども物質も分解して体外に排出することで体を健康できれいな状態に保つよう働いてくれているのです。

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