症状を見逃すな!! 肝臓のSOS

代表的な肝臓病

B型肝炎

B型肝炎とは、B型肝炎ウイルス(HBV)によって引き起こされる肝炎のことです。このB型肝炎には急性のものと慢性のものとが存在しています。

急性B型肝炎とは成人してから初めてウイルスに感染した場合のことを指しますが、慢性肝炎のほうはもともとB型ウイルスを保持していた持続感染者が発症した場合を指します。慢性B型肝炎を放置すると肝硬変から肝臓がんへと発展する可能性が高いですので注意が必要です。

B型肝炎への感染は主に血液や体液を介して感染します。例えば注射器を共用した場合や感染者の傷口に触れて血が付いた状態で自分にふれて体内に侵入する場合などがあります。また臓器移植で感染者から提供を受けた場合や輸血をした場合、また性行為によっても感染します。また少ない例ですが母子感染も起きますので注意が必要です。

逆に握手をしただけとか抱き合っただけとか隣に座った場合など、日常的な接触では感染することはありません。また一緒に入浴したり食器を共用したりしても感染の危険はほとんどありません。

輸血では最新の技術を用いて検査が行われているにもかかわらずまだ年間に10数例ほどの感染事故が生じています。また血漿分画製剤といわれるアルブミンやガンマグロブリン、血液凝固因子製剤などでも細心の注意が払われていますが完全に感染を防ぎきれていないのが現状です。

またB型肝炎ウイルスに感染して間もないウイルス保菌者のウイルスは検査でも発見することができませんので、輸血をする場合は肝炎への感染は承知をしておく必要があるかもしれません。

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