症状を見逃すな!! 肝臓のSOS

肝臓がんについて考える

肝臓がんを検査する

さてでは実際に肝臓がんの検査はどのようにして行われていくのでしょうか。まずはじめに血液検査が行われ、その可能性がどのくらいあるかが判断されます。次に肝臓がんの可能性が認められるときには実際に腹部に穴を開けて細胞を摂取することによって検査が行われることになります。これにはいくつか種類がありますが、腹腔鏡検査と呼ばれるものや針生検や、肝臓の細胞を実際に観察することによってより確かな診断が行われていきます。

しかしこの場合はすべて肝臓を調べるために実際におなかに穴を開けてしまうことになりますので患者さんの体にある程度の負担がかかることになります。肝臓のみならず血管や心肺機能など他の部分にも負担がかかることになりますのでもし体力が不安な場合などにはこの方法ではなくほかの方法が用いられることになります。

腹腔鏡検査とは、腹部に麻酔をかけて小さな穴を開け、小型カメラを差し込んで肝臓の表面を観察していく検査のことです。肝臓の表面を見るだけでも肝臓がんの発生の有無や肝硬変の進行具合や慢性肝炎にかかっていないかどうかなどを判断することができます。

それでがんが見つからなかったとしてもこの方法では肝硬変や慢性肝炎などのほかの病気も合わせて検査できるのでそれが有利な点といえるかもしれません。しかし心臓や肺に持病があって丈夫で無い人や肝機能が落ちてしまっていて出血の可能性が高い人にはこの方法は用いることができません。

針生検とは腹部に麻酔をかけて皮膚の上から細長い針を刺して肝臓の疑わしい部分の細胞を採取する方法で検査が行われていきます。この方法は体への負担が幾分かは軽くてすみますが、がんの場所がはっきりしないときには余り有効な方法とはいえません。

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