症状を見逃すな!! 肝臓のSOS

肝臓がんについて考える

肝臓がんと再発リスク

さてこの肝臓がんですが、厄介な点は他のがんに比べて再発の可能性が高いという点があります。社団法人日本肝臓学会によると肝臓がんの再発率は治療後約3割程度にも上るといわれています。また再発しやすい部分ですが、肝臓への再発がほとんどで全体の約8割を占めているようです。

とはいえまれには骨や他の部位への転移も見られています。再発時期に関しては治療後約半年から1年未満での再発が最も多く見られるということです。

肝臓がんの再発の最も多い原因は合併症です。単独の原因で肝臓癌が再発することはほとんど無いといってもいいくらい合併症からの再発がほとんどという状況です。もちろん肝臓の関係する病気からの合併症がほとんどで、多くは肝硬変や慢性肝炎からの再発ということになります。つまり肝臓がんの治療は行われるもののがんの発生する原因である肝臓の関係する病気,つまり肝硬変や慢性肝炎が治療しにくいために再発の危険が高いという結果になってしまうのです。

肝臓がんの発生しやすい年齢は50~60代となっており、比較すると女性よりも男性の方が発生しやすくなっているようです。それでも最近では医学が進歩してきていることもあって5年生存率が年々上昇していますので、昔のように肝臓がんにかかったから治療しても絶望的だと考える必要はなくなりつつあるようです。

それで再発率が高いがんであるという事実を踏まえて定期的な検査を欠かさないようにすることで、再発しても早期発見早期治療を行うことが可能になり、さらに生存率を高めることが可能になります。

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